4月に入り、新年度。本年度の最初の「書き方・書道教室」が行われました。まだだまだ、小学生だと思っていた子が、小学生から中学生へ。それぞれ学校・学年も変わり、中には、制服姿で通う子も見受けられ、時の流れを感じます。
皆福寺において、毎週金曜日に本堂を開放して「書き方・書道教室」がはじめられて、約10年になります。その間、多くの子ども達が皆福寺へ通い、書き方や書道を学ぶだけでなく、お寺ってどんなところ?ということも、合わせて学んで行ってくれたように思います。
以前、小学校の「ふるさと学習」において、低学年の子が皆福寺を訪れた際、「書き方・書道教室」へ通う子が、「私、この場所よく知ってる!」と言って、他のお友達に率先していろんなことを教えてあげている姿を思い出します。
最近では、お寺の本堂へ上がる際に、靴をどこで脱げばよいのか分からない人も少なくないと聞きます。(最近では、靴の脱ぐ場所を示す立て札を設置してあるお寺も見受けられます)
お寺は、長い歴史を持ち、日本人が大切にしてきた文化や精神が集約された場所です。将来を担う子ども達がお寺を体験し、経験することは、貴重な財産になると思います。
皆福寺で開催される「書き方・書道教室」は、皆福寺のそばで育った先生が教えています。時には、先生の子どもの頃の思い出を話しながら、真剣に子ども達と向き合いながら教室を行っています。
「書き方・書道教室」へ通うことをとおして、お寺を知り、身近に感じていただく貴重なご縁となっていることは、非常に有り難く思います。
新年度に入り、生徒の受け入れに余裕があるそうです。最初は、お試し体験(毎週金曜日:午後4時~)も出来るそうです。興味ある方は、お問い合わせにてご連絡ください。先生への連絡先等、取り次がせていただきます。
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